お知らせ

2025.08.30

2025年度若手研究者研究報告会のお知らせ

2019年以来、かつての夏期研修合宿を継承する形で夏期研究会を実施してきましたが、今年度は時期をずらし、下記のとおり総会・大会の前日に開催することとなりました。それにともない、会の名称も「若手研究者研究報告会」へと変更しました。大学院生の修士論文・博士論文の中間報告の場、あるいは若手研究者の調査・研究報告の場という位置づけは従来通りです。

開催時期を移動したのは、近年の大学を取り巻く環境の変化により、夏休み前後の時期に研究会を設定することが難しくなってきたことが主な理由です。また、総会・大会と2日連続で開催することにより、全国に散らばる会員諸氏がより多く集まる機会にしたいというねらいもあります。
今年度は3名の修士課程院生の方々にご報告いただきます。
みなさまの積極的なご参加をお待ちしております。非会員の参加も受け付けていますので、興味関心のある方々にご周知いただければ幸いです。

1. 日時:2025年10月18日(土)13:00〜17:00

2. 会場:慶応義塾大学三田キャンパス 南校舎4階441教室(Zoomによるオンラインとの併用)
3.プログラム/報告者およびタイトル:
(1) 開会の挨拶/趣旨説明(13:00~13:05)
(2) 第一報告(13:05~14:15)
梅津 尚生氏(北海道大学大学院)「14世紀チュニスの歴史叙述におけるアンダルスからの移住——イブン・ハルドゥーン『イバルの書』とイブン・クンフズ『ファーリスィーヤ』の分析から」
(3) 第二報告(14:25~15:35)
アルバレス グラシア 御愛氏(上智大学大学院)「16 世紀スペインにおける統治機構——フェリーペ2世期における財政改革の分析を通じて」
(4) 第三報告(15:45~16:55)
大藏 奏太朗氏(慶應義塾大学大学院)「日本政府の対スペイン認識(1938-1945)——『写真週報』を手がかりに」
(5) 閉会の挨拶(16:55~17:00)

・オンライン参加を希望される方は、今号掲載の第46回大会の下記URLから登録をお願いいたします(登録期限:10月11日)。
対面参加の場合は登録不要です。
・若手研究者研究報告会の終了後には懇親会を開催しません。翌日(10月19日)の総会・大会終了後は懇親会を予定しております。
・オンライン参加用のZoomリンクおよび資料配布用Googleドライブの情報は、1週間前をめどにメールでお知らせいたします。
・会場では紙の資料(レジュメ)を配布しません。対面参加で紙の資料をご希望の方は、Googleドライブより各自印刷・ご持参ください。
・問い合わせ先(スペイン史学会事務局): info*sjhe.org(*を@に代えてお送りください)

事務局連絡先

学会の活動に関心のある方、さらに詳しい情報を得たい方は、どうぞ遠慮なくご連絡ください。
入会申込書はこちらからダウンロードしてご利用ください。word

〒223-8521
神奈川県横浜市港北区日吉4-1-1
慶應義塾大学来往舎428号室 加藤研究室気付
スペイン史学会

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